こやまゆかり が好きだー

久々に漫画を漁ってきちゃいましたー。
古本屋巡りしてて、お目当て見つからず。。。。。
昔かなり好きだった漫画家ｻﾝのが超安くなってたので購入。

「こやまゆかり」の書く漫画は等身大の生活が書かれてると思うﾓﾉのひとつ。
本当にすぐ隣にある日常を描いてる。

最初にはまったのが
「あなたにホの字」
コレは結婚前の人向き。
結婚までの間に、些細な事で喧嘩したり大切さを認識したり
そんな事を考える内容になってるかと。


今回見つけたのは
『スイート１０』
…コレは円満な夫婦なのに、本気の不倫に落ちてしまう女性が主人公になってます。

信じられてるからの罪悪感。
疑われだしたからの恐怖感。
でも離れられない気持ち。

疑う側の苦しさ。

そして独身男ｻﾝの
既婚者に本気になってしまった切なさ。


何処の立場にもそれぞれの苦しみだったり切なさを抱えてる。

ずるい人間は…
不倫してる人間は…
悩むｺﾄも泣く事も非難されていくもんでしょうか。

非難なんてされなくても自分達が1番気づいてて非難してるだろうに。
「まさか自分が」なんて落とし穴はいつだって油断をしたら落ちるんです。

その立場にならない間は正論だけで生きてく事も可能なんでしょうね。
「妻」の立場にいるのなら
「夫」の立場にいるのなら
許せない行為なのは当然ですもんね。


でも、家族としての愛情だけになってきてしまった時。
本当にどんな罠があったとしても、落ちないでいられる人って果たしてどの位いるんでしょう。
ときめく力にどれだけの人が抵抗できるんでしょうね。


人だから100%裏切らないでいられる保障なんてないと思う。
もしも
満足行く私生活だったはずなのに落ちてしまったとき
罪悪感がなく選んだ道だとは思わない。

既婚者を愛してしまう事も
既婚者が愛してしまう事も
別々の角度で悩んで選んでしまう道だったんだと思います。
（勿論、中には割り切った遊びの場合もあるかもですが）


なんて事を考えたりしてしまう作品だと思うんで
興味あったら読んでみてください┏○ﾍﾟｺ（ぇ
立ち読みでもｱﾘかとｗｗ







ｱﾀｼも既婚者を愛した。
その中での苦しさも切なさもたくさん零してきてる。

彼がずるいと思われるのも、卑怯だと言われるのも
一方向からの視点になってくるからだと思ってます。

見守ってくれてるみんなが彼をずるいと思う度
ｱﾀｼはｱﾀｼの方がずるいと感じてます…。
ｱﾀｼは零せるから、非難の声があったとしても
暖かい声も聴ける。
ｿﾚって甘えてると思うから・・・ｗ
辛い・寂しい・切ない
そんな気持ちを理解してくれようとしてる人がいるのは幸せな証拠かなと思ってしまう。

ｱﾀｼがみんなから彼さんひどーいって言われて庇ってるとしたら
ｿﾚはきっと一方向で見て欲しくないから。

彼はｱﾀｼみたいに零せない。
零せる場所も今は持ってない。
その分、ｱﾀｼ以上に悩んだ瞬間・苦しかった瞬間も存在してる事。
そんな部分も想像してあげて欲しいな…。

独身側は確かに辛いと見えるし
未来のない恋にすがりついても　と幸せ見守る以上は思ってしまうけど
既婚側にも、辛さはﾎﾝﾄはあるもんだから。

ﾏｲﾅｽだけを見てしまえば、責めてしまう。
でも普通に世間からも責められるのだからさ
ｺｺを覗く人達には少しだけ…
零せない相手のｺｺﾛも一緒に見守って頂けたらなとたまに思ってしまうのですｗ


幸せな瞬間は少ないかも知れない。
でも
1番幸せな瞬間をくれる相手だからこそ
大切で
大好きで
自分がけなされても相手を認めさせたいと思ってしまうｺﾄもあるのです。


毒も吐いてしまうけど
むかついたーとか書いてしまうけど
ｱﾀｼは彼が自慢の人ですｗ